よくある質問

何回通えばいいの?

どんな状態を目的とするのかによって異なります。例えば、症状がほぼ楽になるまでを目指すのか、とりあえず今の強い痛みが少しでも楽になればいいのか、今の症状だけでなく悪くなりにくい身体作りをしていきたいのか、それぞれの目的によって通うべき頻度や回数が異なります。

「とりあえず1~2回受けたい」や「お試しで」と言われる方にも対応はしていますが、その1回2回で変えられるものには限界があります。もしその期間や回数だけで判断されるのであれば、それこそ世間でゴッドハンドと呼ばれるような方々に治療を受けに行った方がいいかもしれません(治療業界にもう20年近くいますが、どんな症状でも1回2回で全て解決させるような神様みたいな人に私はまだお会いしたことはありません…)。

当院にはゴッドハンドはいません。ですので、症状改善の為には回数も期間もかかることはあります。それまでに積み重なってきた負担やひずみを調整していく為に、治療ではやるべきことをしっかりと積み重ねる必要があるからです。

また、当院では治療をして、良くなったらハイさよならではなく、良くなった体を維持するための健康管理として、患者様のお身体を末永く診ていくことも鍼灸師の責任だと考えています。鍼灸師が二人しかいない鍼灸院ですので、診ることのできる患者さんの数に限りはありますが、当院に来院される患者さんの健康を患者さんと二人三脚で守り続けていくことを使命として日々治療に取り組んでいます。

紹介者がいなくても予約は取れますか?
はい、お取り頂けます。
今は沢山の治療院が乱立し、溢れている時代です。ご自身の身体を預けるのならば、安心できる所を探したいと言うのは当たり前のことです。それが信頼できる人の紹介であれば安心して通院できます。
そんな中、紹介も何もない全く初めての治療院に行くということはとても不安ですし、勇気のいることです。初めての場所に電話する際、緊張するのは私も同じです。当院ではそんな方々の不安を少しでも軽減できるようウェブサイト上での出来る限りの情報提供に努めています。それでも分かりにくい部分がありましたら、何でもお気軽にご相談下さい。
車で行っても大丈夫?
はい、大丈夫です。
当院の目の前に駐車場スペースが2台分と、歩いて1~2分の所にも1台分駐車場がありますので、そちらをご利用ください。ややスペースが狭いので、他の方の為に、なるべく寄せてご駐車下さい。狭いと心配や、車が大きいなどありましたら、同じお時間に大きな車の方同士が重ならないように予約時間を調整しますので、お気軽にお申し出下さい。私も駐車が得意ではない方なので、遠慮せずにお申し出下さいね。
鍼の刺激は強い方が良いの?鍼数は多い方がいいの?
強い程良いということは決してありません。
当院では鍼もしますし、人によってはお灸もします。人や症状によって使う鍼の種類も異なりますし、鍼に用いる手技の方法も違います。では、色々種類がある鍼を全部用いて、さらにお灸も沢山使って、刺激できるものは全部行って、という治療が一番効果があるかと言うと、決してそんなことはありません。治療には最適な刺激量があります。刺激が多すぎても、少なすぎても最適な効果から遠くなってしまいます。さらに、刺激が少ない分には足すことができますが、多くなってしまったものは戻せません。

トランプのブラックジャックというゲームを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。トランプを引き、手札を合計21に近づけるゲームです。21を超えない限りトランプを何回でも引けますが、超えてしまうとドボンとなり、負けが確定します。治療の際は、ドボンイコール負けということにはなりませんが、より体に対して効果的な刺激を私たち鍼灸師は目指しています。特に初診時は、初めて診させていただく患者様の体です。色々な体質がある患者様の最適な刺激量を完全に把握するのは困難です。その為、まずは比較的軽めの刺激から身体の変化を診ていくようにしています。治療を重ねることで、より最適な刺激量に近づけています。他の治療院を経験している方は、当院の刺激が物足りなく感じる方もいるかもしれません。しかし、当院では最適な刺激量を目指して治療を行っています。最適な刺激量が自然治癒力の強化につながり、身体の変化をもたらし、お困りの症状の改善へとつながるからです。当院の治療では、この刺激量と言う考え方はとても大切な考え方です。

鍼灸院は沢山あるけどやっていることは違うの?
実は鍼灸師ごとに使う鍼や技術、治療の流れなど、細かなところは異なることが多いです。

ざっくりと言うと、鍼灸には茶道や華道のような流派みたいなものが存在します。その流派ごとに手技や考え方は少しずつ異なります。単純にどちらが優れていて、どちらが劣るということではありません。
鍼灸の目的は人体の持つ自然治癒力を高め、回復するためのきっかけを作るものですが、そのための手段は一つではないということです。
山登りに例えると分かりやすいかもしれません。山の頂上に登るという目的を立てたとすると、そのためのルートは沢山あり、どのルートを選択しても頂上まで登れれば良いという考えです。目的達成のために、私たち鍼灸師は日々、勉強会などで同じ志を持つ仲間たちと研鑽しているのです。

鍼はクセになるの?
クセになってやめられなくなると言うことはありません。

よく聞かれる質問ではあるのですが、なぜこういう話になっているのか、私も良く分からないというのが正直なところです。ただ、推測するに、鍼灸治療を受けた方は分かると思うのですが、治療はとても気持ちよく、終わった後に体がすっきりする方が多くいます。そのことを知っている方は、辛い症状になる前に鍼灸院に来院されるます。その姿を見てクセになると言う方がいるのかもしれません。

鍼は自然治癒力を高めることで、治療を行っていますので、鍼に薬を塗ったり、薬を注射するようなことはありません。依存性や中毒性などは一切ありませんので、安心して治療をお受け下さい。

治療中服を脱ぐ必要はあるの?
ほとんどの方は膝や肘まで服をめくる程度で治療可能です。治療部位によっては、Tシャツやキャミソールになって頂くことがありますが、タオルをお掛けするなど、配慮致します。それでも気になる方には女性鍼灸師もおりますので、ご希望の方はお気軽にお話し下さい。
鍼はどの位の深さまで刺すの?
症状によって刺す深さは異なります。

しかし、当院に来院される大部分の方へのハリは深く刺すことはありません。『経絡(けいらく)』と言う身体の流れを調整することで自然治癒力を高める鍼灸治療においては、必ずしも深く刺す必要がないからです。皮膚にちょこっとだけ接触させる程度の刺激でも十分な場合が多いです。

しかし、坐骨神経痛など強い痛みを伴うものや、筋肉に強い緊張があるような時など、直接筋肉に向かって刺すことが必要な場合は少し深めに刺すこともあります。臀部など脂肪の多い部位では深くなることもありますが、ハリの深さによって、刺すときの痛みが強くなることはほとんどありません。

当院では、どのような治療をしていくかは必ず患者様にご説明し、その後に治療を行っています。できるだけ不安を減らせるように努めていきます。

鍼をしてもあまり血が出ないのはなぜ?
鍼を刺して抜いた後、絶対に血が出ないわけではありませんが、ほとんどの場合血が出ることはありません。それは鍼が刺入される時、血管が避けていくことが多いからです。血管というのはがっちりと四方を固められているものではないということと、血管の壁自体の弾力もあるため、鍼先が来ても血管が避けていきます。

ですので、高齢者や病気で血管の弾力の少ない方は若い人に比べると、出血しやすい傾向にあります(それでも頻度は高くありません)。また、顔面部などは毛細血管が多く、出血しやすく、部位によっても出血のしやすさは異なります。当院では出血のしやすい場所などは予めお話ししてから施術するようにしています。

当院ではまったく刺さずに、接触することで皮膚に刺激を行う接触鍼での治療も行っています。この鍼は体内にまったく刺さらないので、絶対に血は出ません。鍼を受ける上で、何に抵抗がある、や、こうしてほしいなどは、鍼灸師にお気軽にお伝え下さい。

妊娠中でも鍼灸治療は受けられるの?
鍼灸治療では一部の薬などで見られる副作用は起きませんし、患者さんによって刺激量を調整できますので、妊婦さんのようなデリケートな身体の方でも安心して治療を受けて頂けます。

妊娠中には胎児への影響の心配もあり、風邪や頭痛などの症状があってもなるべく服薬は避けたいものです。しかし、妊娠すると身体のホルモンバランスが大きく変化し、様々な症状が発生しやすい状態です。妊娠初期には、つわりによる独特の吐き気、食欲不振、過食などもありますし、妊娠後期には肩こりや腰痛をはじめ、冷え、ほてり、不眠などの症状が強くなってくることもしばしばです。
鍼灸治療によって体調を整え、出産に備えられるようお手伝いをさせて頂いています。

安産のための安産灸もありますので、興味のある方はぜひご相談下さい。

授乳中でも鍼灸を受けられるの?
授乳中でももちろん安心して受けていただけます。

『妊娠中でも…』という項目でも書いたのですが、 鍼灸治療では一部の薬などで見られる副作用は起きませんし、患者さんによって刺激量を調整できます。薬が飲めない授乳中の方でも安心して治療を受けて頂けます。鍼灸治療を受けることで母乳の出が良くなることも期待できます。当院ではお子さんの健康管理に最適な『スキンタッチ法』の指導も行なっていますので、興味のある方はそちらもお気軽にご相談下さい。
また、ベビーカーも院内に置くことができますので、安心してご来院下さい。お荷物が多くベビーカーを持ち上げるのが大変な方は先に、院内に声をかけて頂ければ、お手伝い致しますので、お気軽にご相談ください。

鍼灸治療に健康保険は使えるの?
申し訳ありません。当院での治療は実費のみとなっております。
生理中でも鍼灸治療は受けられるの?
鍼灸治療は生理中でも安心して受けて頂けます。
鍼灸治療は自然治癒力を高める治療法です。ですので悪影響を与えることはありません。副産物として生理中のトラブルが改善することもよくあります。また、腰などの治療で必要な場合は衣服を少しめくることもありますが、その際配慮致しますので一声お掛けください。当院は女性鍼灸師も勤務しております。気軽にお申し出下さい。
治療の後にお風呂に入っていいの?
鍼灸治療の直後のお風呂は避けるようお願いしていますが、数時間経過していれば治療当日でも入浴は可能です。直後の入浴を避けていただいているのは、治療効果を安定させるためと衛生面での考慮によるものです。初診で来られた患者さんにはお風呂のことも含め、注意点が書かれたプリントをお渡しするのと同時に、治療直後に必ず鍼灸師から説明させて頂いています。
マッサージもやってもらえるの?
当院ではマッサージはしておりません。それは当院はあくまで鍼灸院であり、鍼灸治療によって症状の改善・軽減、あるいは悪くなりにくい体作りのサポートを患者さまと一緒に目指していきたいと思っているからです。
鍼灸治療を行っていると癒しの効果や気持ちよさは伴ってきますし、心地よさから治療中に眠ってしまう方も沢山いらっしゃいます。鍼は痛そうだからマッサージが良いと言われる方もいますが、実際は全くの無痛の種類の鍼もありますので、お気軽に受けてみてはいかがでしょうか?
長時間の施術もしてもらえるの?
不必要な長時間の施術はしておりません。その方に合わせ施術をしているので、人や症状によって施術時間は変わります。当院では概ね15分~20分の施術時間となることが多いです。
マッサージなどの何分いくらと言った料金体系の所を経験された方は沢山やってもらった方が良くなるだろう、とかお得、と考える方もいるようですが、必要な部分に必要な刺激があれば、身体はしっかりと変化していきます。むしろやり過ぎは良くないと考えています。適量を守らなければ体に対して良い変化は出ないというのは薬などでも同じかもしれませんね。
鍼灸治療は医療費控除の対象になるの?
国家資格であるはり師・きゅう師による鍼灸治療費は原則として医療費控除の対象となります。ただし、症状に対しての治療という理由に限られています。ですので単に癒しや疲労回復という理由では認められません。

問い合わせや施術の予約は電話かネット予約で受け付けています。

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受付時間:9時~18時30分(水曜午後、日祝日は休診)

 

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※当院は予約優先制になっております。また、既存の患者様の予約枠を確保するため、初診の患者様のご予約は1日3人までとさせて頂いています。