アトピー性皮膚炎

このようなことでお悩みではないですか?

「皮膚が乾燥して、ひどいかゆみや痛みがある」
「皮膚が炎症を起こし、赤く腫れている」
「湿疹や水ぶくれができる」
「寝苦しく、眠れないことがある」
「汗をかいたり、身体が温まるとかゆみがひどくなる」
「外出時など皮膚の見た目が気になる」
「ステロイド剤などの薬の副作用が心配」
「症状が繰り返し起こるため、ストレスがたまる」
「症状が強いままなのではないかと不安感が強い」

など当院に来られる患者さんからよく耳にするお話です。ステロイド剤がなかなか手放せず、睡眠などの日常生活に支障があるような場合もありますし、痒みは見えるものではないので、他の人になかなか辛さが理解されないというのも辛いところです。こうして記事を書いている院長自身もアトピー性皮膚炎には物心ついたころから悩まされていたので、その辛さは理解しているつもりです。私自身も鍼灸を受け、完治とは言えないまでも改善を経験しています。こうした私自身の経験がお役に立てることもあると思います。 ぜひ読み進めてみてください。
東洋医学的な視点で治療を進めていきます

病院ではまずどんなものにアレルギーがあるのかを知るために検査を行い、それを踏まえ生活環境の改善指導や薬物療法を行うことが多いです。主に塗り薬が処方され、非ステロイド剤で症状が改善しにくいものはステロイド剤を用います。症状が強く塗布薬で間に合わないと判断された場合には、内服薬が用いられることもあるようです。

ただ、薬を用いてもなかなか改善が見られない、もしくは改善してもその時だけで薬を塗らなくなるとすぐ悪化してしまうケースも多くあり、薬に対する不安感を抱くことも少なくないように思います。そんな中、知人・友人・家族の紹介やホームページを沢山調べた末に、鍼灸にたどり着き興味を持たれる方が多いようです。

私たちは鍼灸の専門家ですですので、東洋医学的な診断に基づき施術を行います。同じアトピー性皮膚炎と病院で診断を受けた方でもまったく同じ施術をするとは限りません。痒みが激しいかどうか、乾燥が強いのかどうか、ジュクジュク感があるのかどうかなど皮膚症状はもちろん、その他の症状(便秘や下痢、冷え、ストレスなど)も聞いていくことで、東洋医学的な原因を特定し、その方に合わせた施術を行います。

また、初診時に体全体をみた上で担当鍼灸師が施術計画(頻度や回数等)をお伝えします。良くなるための体作りから始めるため計画の期間は数か月から半年くらいの計画のご提案になります。まずは計画通りに施術を進めることが第一歩です。できる限り予定を調整するようにお願いします。

やさしい治療で身体の良くなる力を引き出します
鍼灸治療は歴史のある治療法です。中国数千年の歴史の中で良いものは残し、使えないものは省きといったことを繰り返し伝えられてきました。

「そんな昔の考え方が今の人に合うものなの?」とお思いの方もいるかもしれません。しかし、人間の本質はいつの時代も変わらないものです。その症状が出現するに至った原因を把握し、そこに対して治療を行う。それが東洋医学の考え方です。だからこそ診断のつかない症状や原因不明の症状でも、当院では東洋医学的な診断を行い対応することができるのです。

鍼灸は二人三脚で

私たちは多くの患者様のお身体を診させて頂きました。約20年以上に渡る臨床経験から言えることは治療は私達鍼灸師だけで行うものではない、ということです。つまり患者さん自身も積極的にケアを続けていく必要があるということです。

私達がいくら治療を進めていきたいと考えても、その方に必要な頻度や回数が確保できないと、思うように治療が進んでいきません。 お忙しい方が多いということも分かっています。それでも私たちは鍼灸師で身体の専門家です。あえて言わせて頂くと、「身体は全ての基本であり、身体の優先順位を上げてほしい」ということです。 また、東洋医学では心身一如(しんしんいちにょ)という考え方があり、心も身体と密接に関わり合っていると考えています。身体の不調は心の不調にもつながります。心身がともに健康な状態を目指してケアを始めていきましょう。

生涯学習としての心身のケア
症状の強い時に早く良くなりたいという気持ちは誰もが持っているものです。当院もまずはそういった辛い症状からできるだけ早く脱するお手伝いができればと思っています。そしてその後は再発防止や症状のコントロールができるような施術も行っています。

どんな症状や病気も一日でできたものではありません。普段から体のケアをすることで防げる症状も多くあります。当院では良くなったら通院終了というのではなく、生涯学習としてケアを続け、健康で自分の人生を謳歌していく人が増えていく社会を目指しています。一度辛い症状を経験された方こそ、もうあんな状態になりたくないという気持ちが強いのでケアを始めるきっかけにしてもらいたいです。
さいごに
痒みはあるとそこばかり気になってしまい、気持ちにゆとりもなくなります。繰り返す痒みにかきむしってしまい、皮膚を傷つけて自己嫌悪に陥る。痒みを我慢するのは至難の業です。

実際に私はかゆみを我慢することができませんでした。掻かなければひどくならないと分かっていても掻くのを我慢するのはできませんでした。私は今、症状が緩和してはいますが、痒みを我慢できたからそうなっているわけではありません。治療や生活習慣の改善をすることで、自然に痒みを忘れる時間が増えていき、掻くことが減ったおかげで痒みもさらに減って…という感じで段々と改善していきました。もちろん鍼を始めたから、すぐに変化が出るからとか、必ず変化が出るからとは言えませんが、しっかりとやるべき施術を積み重ねることで症状改善のきっかけにはなれます。しっかりと良くなる体作りの施術はもちろん、栄養のアドバイスなど生活習慣のアドバイスも含め総合的にサポートしていきますので、少しでも興味が湧きましたら、是非一度当院にお気軽にご相談下さい。

当院は治療からその後のお身体のケアまでお任せいただける鍼灸院です。お問い合わせだけでも大丈夫です。お気軽に『○○について聞きたいんですけど…』とお電話下さい。

電話:042-774-2292

アトピー性皮膚炎に対する施術料金のご案内
初めての方…7700円(初診料、検査料、施術費、税込)、所要時間60分前後
二回目以降…5500円(税込)、所要時間15分~20分

当院の施術者は全員国家資格である『はり師』、『きゅう師』を取得しております。また使用する鍼も全て使い捨てのものを使用していますので安心して施術をお受けください。

アトピー性皮膚炎よくある質問

鍼灸は痛みを伴いますか?
鍼は刺す瞬間にチクっと痛みを伴うことがあります。しかし、基本的にはその瞬間だけですし、後遺症が残るような乱暴な刺激は行いません。また、全くの無痛で行う鍼もありますので、抵抗のある方は事前にお申し出下さい。お灸もほんのり温かくなった程度で取り除くので我慢をする熱さになることはありません。
鍼灸はどのくらいの期間受ける必要がありますか?
施術計画は人や症状によって個人差が大きくあるため一概には言えません。しかし、初診時に東洋医学的な検査を行い今のあなたの状態を把握し、当院での過去の症例との比較・分析や検討を行い、2回目に計画書として施術頻度や回数の目安はお伝えしています。また、症状が落ち着いた後も悪化防止の観点からお身体のケアを続けることを当院では推奨しています。
鍼灸は他の治療法と併用できますか
併用することは可能です。薬に関しても鍼灸が何かを邪魔するということはありませんので、ご安心ください。

問い合わせや施術の予約は電話かネット予約で受け付けています。

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TEL:042-774-2292
受付時間:9時~18時30分(水曜午後、日祝日は休診)

 

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※当院は予約優先制になっております。また、既存の患者様の予約枠を確保するため、初診の患者様のご予約は1日3人までとさせて頂いています。